貘を飼う


「ねえ、貘。どうして、こんなところまで、来ちゃったんだろう」

芥川龍之介の未完の遺稿から着想を得た、サラのオリジナル戯曲。
夜ごとの悪夢に悩む作家の龍之介は、夢を食べてくれる貘を飼う、という小説を書き始めますが……。
誠実で、意外にお茶目で、哀しいほど不器用だった芥川の晩年の日々を、
彼を見守る周囲の人々の温かいまなざしを通して描いた、静かな作品です。

2012年9月13日(木)-17日(月祝)(芥川龍之介生誕120年メモリアル二本立公演)
於:劇場HOPE(東京(中野))

原案 芥川龍之介「貘との対話」(断片)
脚本・演出 実村文
出演 宮﨑稲穂、須藤正三、渕野陽子(青年座)、北村伝次郎、実村文
音楽 蛯子健太郎、井谷享志
照明 高橋庸子(日高舞台照明)
美術 園英俊
舞台監督 藤田秀治
宣伝美術 アトリエM

<上演台本の決定版>

以下のサイトに掲載してあります。(未村明名義、チャットノベル形式)
『貘を飼う』
上演ご希望の際はサラまでご連絡ください。 ⇒unitsala@gmail.com

※『テアトロ』2015年10月号には、テアトロ新人賞最終選考候補に残ったときの版が収録されています。ここに載せたのは、それを改訂した決定版です。
◆紙の本でも販売中! ご注文はこちらへ⇒unitsala@gmail.com

(photos by コスガデスガ)
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