演劇・音楽・古典…劇作家、実村文が主宰する「シアターユニット・サラ」のサイトです.

第4回公演 『ボール箱/火車』

 

《ボール箱》

「僕らは箱だ。物を入れられてこそ、生きる喜びがある」
段ボールが一人称で語る、おのれの生涯。とびきりシュールで、おかしくて、やがて哀しき物語。

 

《火車》

「あたし、ただ、幸せになりたかっただけなのに」
カード破産? ローン地獄? 錯綜する証言の中から浮かび上がってきたのは、可憐で、ひたむきで、かぎりなく痛ましい連続殺人犯の姿だった。


半村良の短篇幻想譚と、宮部みゆきの長篇サスペンスを原作とする、二本立公演。
前半は一人(一箱?)の役を、後半は十数人の役を、どちらも役者四人で演じきりました。

 

2010年9月10日(金)−14日(火)
於:SPACE雑遊(東京(新宿))

原作 半村良「ボール箱」、宮部みゆき『火車』
脚本 実村文
演出 壱岐照美(ボール箱)、実村文(火車)
出演 壱岐照美(火車)、宮ア稲穂、さくま 雪乃、
    須藤 正三、実村文(ボール箱)
音楽 佐藤圭一
照明 津田喜久子
舞台美術・舞台監督 宮ア稲穂
宣伝美術 アトリエM

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