シラノ あるいは太陽と月に遊んだ男 ～レジェンド・バージョン～

「本当も嘘もない。あるのは物語だけだ」

青年シラノは文武両道に秀でた熱血漢だが、人並み外れた大鼻の持ち主。
そんな彼がひそかに心を寄せる才色兼備の従妹ロクサーヌは、
シラノの友人の美男子クリスチャンに一目惚れ。
口下手なクリスチャンの代わりにシラノは熱烈な恋文を代筆する――
という名作戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』の主人公シラノが、
突然劇中から飛び出して、自分の好き勝手に演じはじめたからさあ大変。
『シラノ』の作者ロスタンに太陽と月の鳥獣たち、天文学者ケプラーまでが出てきて大さわぎ！
2014年初演の作品を大幅にバージョンアップ。
新たな伝説（レジェンド）の幕開け（？）となりました。

2017年12月1日（金）－3日（日）
於：恵比寿・エコー劇場（東京（恵比寿））

原作　Ｅ・ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』／シラノ・ド・ベルジュラック『日月両世界旅行記』
脚本・演出　実村文
出演　宮﨑稲穂、北村伝次郎、須藤正三、渕野陽子（青年座）、道場真里、実村文
ピアノ演奏　丹原要
照明　高橋庸子（キーゼルバッハ）
美術　園英俊
宣伝美術　アトリエＭ