「雪が降る。僕らの足跡を、消していく」
宇宙のさいはて、極寒の惑星。スパイとみなされた地球からの使節は、
ただ一人の理解者である現地人の宰相と、大氷原を横切って決死の逃避行を試みる。
雪と氷に閉ざされた死の世界で二人を待ち受けるものとは……。
ル=グウィンの壮大なSFを、かぎりなくストイックな表現で二人芝居に。
初演は役者二人に楽器奏者(リュート)一人という座組でしたが、
改訂再演では伴奏を実村が、背景と照明を宮﨑が担当し、真の「二人芝居」を達成!
園英俊の人形が印象的な、静謐な舞台となりました。
原作 アーシュラ・K・ル=グウィン『闇の左手』
脚本・演出 実村文
音楽 実村文
美術 宮﨑稲穂
人形制作 園英俊
宣伝美術 アトリエM
<上演台本の決定版>
以下のサイトに掲載してあります。(未村明名義、チャットノベル形式)
◇『闇の左手』
☆追悼公演のトレイラー(予告編)はこちら↓
【改訂再演】
2012年3月10日(土)、11日(日)、4月29日(日祝)、6月29日(金)、30日(土)
於:喫茶茶会記(東京(四谷))
【再々演・追悼ル=グウィン特別公演】
2018年3月21日(水祝)
於:喫茶茶会記(東京(四谷))
【初演】
2010年4月16日(金)-18日(日)
於:ギャラリー悠玄(東京(銀座))
出演 壱岐照美、宮﨑稲穂
音楽 佐藤圭一