太宰治の聊斎志異


初の試み、〈影絵の紙芝居〉という新境地をひらいた作品です。

《清貧譚》
菊へのこよなき愛だけがとりえの青年、馬山才之助。
ひょんなことから黄英(きえ)と三郎という可憐な姉弟とともに暮らすことに。
少年三郎は菊作りの天才で、才之助はつい、よけいな意地を張ってしまいます。
舞台を中国から江戸に置き換えた、心温まるお話。

《竹青》
挫折と孤独の人生を生きてきた主人公、魚容(ぎょよう)は、
洞庭湖のほとりで聖なるカラスの化身である美女、竹青(ちくせい)と出逢います。
俗世の苦労を離れ、竹青とともに遠い漢陽の都へと飛ぶ魚容ですが、
そこで彼を待っていた運命は意外なものでした。
「人間の真の幸福とは」という問いに明快な答えを示して、すがすがしい余韻を残す佳篇。

2016年11月10日(木)、12日(土)、13日(日)
於:名曲喫茶ミニヨン(東京(荻窪))

原作 太宰治「清貧譚」「竹青」
脚本・演出 実村文
出演 宮﨑稲穂、実村文
ピアノ演奏 金井葉子
幻灯制作 園英俊
宣伝美術 アトリエM

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